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西小川の釣り(盛夏)

  • サイトオリジナル記事
  • 2015年7月14日
  • 読了時間: 6分

釣れる時に釣れるものを釣る・・ 今がチヌ狙いチャンスの時(笑)&去年の美味しマダイアゲン(笑笑)。

先週の部活で確信?したので、7月11日、去年以上の大マダイ&良型チヌを求めて、 ガッツリ(笑)一人で黙々とダンゴかかり釣りを勤しむべく、単身で西小川へ釣行しましたヨ(^^♪ そこには、とんでもないドラマ??が待っていました。

シーン1 「弩級の嬉しい外道スズキとの出会い」

さて、朝早く釣り場に到着したので、磯渡しの船が帰って来るまで待機、と思いきや、今日は磯渡りのお客さんは1名のみ。船長、僕の顔見るなり、「一緒に出よか?」 僕、「急いで支度します」 内心ラッキー(^^♪。暗いうちから筏へ渡れるチャンスはそうそうあるものじゃなし。モーニングショットの時間が増える嬉しいハプニング。なんか、今日はいい事ありそう!・・ 筏に到着。今日は、お土産グレ釣り竿とダンゴかかりマダイ狙い竿の2本を初めから用意。しかし甲ケ崎のように二刀流は出来ない。二兎を追うもの一兎をも得ずである。今日はいつになく真剣勝負モード(笑)1.5号道糸にグレ針を付けた竿は背中へ回し、1.7号道糸にチヌ針3号タックル装備の自作竿、通称「西小川バスター」を握った。薄暗いので、エサのみつけて落とし込むことしばし。 バシャッと近く遠くに飛沫音あり。「今日もボラちゃんが朝から元気やなあ」 アケミ貝のむき身、サナギ、ボケ等を数投づつ試す内に、魚の跳ねる音なぞ忘れていた。明るくなって水中が見え始めたのでダンゴを用意し、なお落とし込みを続けつつ、潮流確認とポイント作りのためにダンゴの別打ちを始めると早くもグレの群れが寄ってくる。相変わらずグレは高活性の様子。「あと、一回落とし込んだら、グレ竿に持ち替えよう‥‥」アケミの半貝をゆらゆらさせながら落とす。 ‥!?水深の半分くらいで急激に落ちる速度がスピードアップ! あれ?なに?これ?ひょっとして、マダイ?浅過ぎない??半信半疑で力一杯アワセて見ると、肩の高さで腕が止まった。来た!デカい!!やった💛 え?自分で浮いてくる?めっちゃ横に走る走る。見る見る内に筏係留のロープの向こうへ。ヤバい、これでは、やり取り出来ない。とっさに竿を水平に寝かせてこちらへ引っ張るが、今度はヤツが潜りだした。このままだと魚を浮かすことが出来ないので、仕方ない。切られる前にこっちから行ってやる!尻手ロープを外し握った竿を海中へ突っ込んでロープをくぐらせ手を持ち替えた。「よし、竿立てれる、これで」!?一難去ってまた一難。竿先を見ると、何と一節折れてるではないか!早くしないと糸切れるぞこれは。(汗汗)しかしその後、重量感たっぷりのヤツのこと。簡単には行かない時間が一時流れる。姿を確認出来る高さまで必至で魚を浮かせて、ヤツの姿を拝んだらビックらこいてしまった!きゃあー ス ズ キ!! デカーい!!もう心臓バクバクであります(笑)超弩級のスペシャル外道。もう少しでタモ取りに行けると竿を立て直した瞬間、バシャッと目の前でジャンプ、飛沫で僕もう、ずぶ濡れであります(笑笑) 最後の力を振り絞ったのか、ちょっとヤツがバテた様に感じた瞬間、タモ入れ成功! 朝っぱらから大捕り物ですわ。暫く膝ガクガク。釣り上げてみたら、これまたデカい!計ったら61cmもありました。モチロンこんなヤツ初めてです。自己最長寸が出た記念日です。 よく考えると朝の魚の跳ねる音って、こヤツだった? しかし、スズキくん、何で貝食べようとしたんやろね?ともあれ予定外の嬉しい獲物でした。

シーン2 「ダンゴかかり爆釣モード突入」

嬉しいハプニングと予定外の大物の余韻に浸りながらも、折れた穂先を交換して、陽も高くなったのでダンゴ釣り(^^♪開始です。 「グレよ、お前たちの行動パターンは先週、お見通しだっ(笑)」 崩れて広がるダンゴに関心のあるグレ、刺しエサが飛び出した瞬間Uターン。そう、宙吊りで放っといては食ってくれないのです。通常ダンゴで釣るとき僕はあまり錘打たないのだけれど、今日はダンゴが割れて穂先が戻る分だけ打ってるもんね✌ だからダンゴ割れても穂先戻りません。ダンゴ抜けは解り難いですが、そのまま魚について行って沈めていけます。魚がエサを咥えたら手元が糸が出ていくのを感じるのでそのタイミングでアワセです。穂先見えなくても、魚が見えない深さでも関係ありません。いわゆる脈釣りの状態。今日はこの方法でグレは意のままに爆釣です。お土産確保作戦大成功(笑)

時折竿を持ち替えて海底付近も探ります。上でどんちゃん騒ぎしている間にも、煙幕は徐々に海底に届きこぼれた撒き餌も効いていくはずだからです。ただ、底までダンゴを落とすときは、グレがついて来て底で食い始めると釣り分けが効かない?と思ったので、底釣りのエサはサナギか貝に徹してみました。アケミ貝はむき身でダンゴに包みます。

グレ釣り、時々チヌ、あわよくばマダイをダンゴを止める高さを丁寧に使い分け竿をとっかえひっかえやっていると明らかに変化が出始めました。ちゃんと握っているダンゴがタナまでもたなくなって途中で割られます。仕掛けがダンゴの重みで落ちていく最中にテンションが抜け軽くなってしまう。そんな時、釣れるのはアジか、ベラでした。なのでダンゴの握りを段々、小さく硬く握るようにします。ダンゴに直接アタックしてくる激しさが増して来るのが鮮明になってくるとボラではないのが解ってきました。ボラは吸い込んで捕食するのと一匹で色んな方向からダンゴに接触するので落ちる糸を見ていると横や前後に揺られるのがわかります。チヌの場合必ずダンゴに対して斜め上から覆い被さるように口を使ってくるので糸の水平方向ブレは見られず、落ちる速度が早くなったり、節アタリに似た落ち方をするので今日のダンゴアタックはチヌ、又は鯛でほぼ間違いありません。何故チヌのヤル気が出たのかまでは解りませんが、小さく硬く握っていても、既にチヌはダンゴを自分で割って中身を食べたがっているので大きなアタリが出るのをこちらは待ち構えることが出来ます。こうなるとラッキーとしか言いようがありません。いつもこうならチヌ釣りは簡単です(笑)でも中々そうならないのは皆さんもご存じだと思います。今日はラッキーデイです。ついてます(^^♪

竿先が絞り込まれる間合いでアワセ、30cm弱チヌ一枚ゲット。25cm位チャリコ一枚ゲット。今日は黒赤一緒にいるの?その後同じアタリでアワセても乗らないケースが出てきました。これは群れで居る証拠でライバルとエサを奪い合い興奮状態で食いが浅く、走り去ってから飲み込もうというケースなので、こんな時僕はアタリが出てからのアワセのタイミングをどんどん遅くしていきます。糸は出しっ放しの送り込み状態。走り去らせてやれば勝手に向こうあわせになって、また、他魚の場合だと針がかりしないので、連チャンモードに入れるのです。で30cm位のチヌ2枚ゲット。‥‥ まだまだ、僕の足元にはチヌが居そうな気配でこれから大型も入ってくるか?だったのですが、未だ昼を少し回ったばかりだというのにダンゴが無くなってしまい、それをきっかけに残念ですが、ガス欠終了です。(笑)もっとダンゴ持ってくればよかった‥‥しかし半日で食べきれない位、沢山魚釣れたし、大物も一丁入ってるので満足して帰ることにしよう。今日は大当たりの日だ。正にラッキィデイ。豊かな海に深く感謝。普段はクールな船長も今日は何故か上機嫌でデッカイスズキを我が事のように喜んで「よかったなー」ていうてくれて、魚並べて写真も撮って戴いたし。(^^♪

‥‥‥しかし、帰る道中考え蒼ざめた。ひょっとして今日が今年一番の大釣りだとすると、次回以降、これを上回るのは大抵の事じゃないぞ。また、甲ケ崎行って、「うー難しい、俺ゃあ、よー釣らんゾ(涙)」 ってへこまんようにせなあかん。 うーん、大変な事をやっちまたかぁ??(笑笑汗笑) 複雑な心境でも有ります。 ホンマ(^^

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