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西小川の釣り(初夏)

  • サイトオリジナル記事
  • 2015年6月1日
  • 読了時間: 4分

昨日の日曜日、久しぶりにサビキクラブの部活に参加させて戴き、西小川の筏へ行ってまいりました。船長さんからクラブキャプテンへの事前情報だと「チヌは影が薄いがグレが筏から見える。中々口を使わないから、食わせる工夫をしてみて」とのことだったので、チヌも狙いつつグレをメインに釣りを組み立てる事にしました。 ここの筏の特徴は、そこそこ水深があり外洋に近いため魚種豊富。ふつう磯から狙う魚も条件によっては筏から釣れちゃうので、魅力的。僕は「スーパーDX五目釣り(ステキ)筏」と去年から勝手に呼んでいる(笑)また、塩分濃度が高い場所なので釣れた魚も美味しい。そんなわけで今回は縦の釣り。上層、宙層、底層、どん底の4つのスポットをイメージ分けしてタックルを変えずにタナを変えることで様々な魚種に対応して釣果を挙げようと考えた。そう、久々のダンゴを使う釣りになるのです。短い竿で鋭敏な穂先、手返し良く高速で仕掛けが投入でき、且つ細くて強い糸が使えるリールと竿を選択し、ダンゴの割れ方とか、割れる深さとか、割れてから仕掛けを宙吊りで止めるのか、送り込んで沈めるのか等を変えることで、朝から同じダンゴと竿で一日道具をチェンジすることなく、じっくり釣りが出来るようなセッティングで、チヌ、マダイ、グレをターゲットに考えました。 ダンゴは糠ベースにチヌ、マダイ用としてサナギ粉を混ぜたものと、グレ用に同じく糠ベースに磯フカセのグレ集魚剤を混ぜた2種類を用意して、刺しエサはオキアミとサナギのみに絞りました。ダンゴかかり釣りのスタイルですが垂直に磯フカセ釣り的な釣りをする為です。 

・・・朝はチヌ狙い。釣り座に僅かに残っていたダンゴカスから、昨日も同じ場所で誰かが釣ってた気配を読み取り、はだか仕掛けで、モーニング的なエサのみ落とす底釣りを試すことに。1号の錘を打ってスルスルと糸を降ろします。エサ取りなし、着底。モゾモゾと穂先が微弱に反応。「なんか、居る・・」時々エサが無くなります。釣友とおしゃべりしながらダンゴ釣りに移行するでもなく小一時間ほど、モーニングショットを繰り返しているとピンと張っていた道糸が明らかにS字に弛んで来ます。潮による糸ふけじゃないやつです。「何か食い上げてきた!」合わせると乗りました。ガツッと重くなった瞬間、グングンと底で頭振ってます! 幸先よく、30cm位の若いチヌ。群れで居るサイズなので連発を期待しましたが、何故か後が続きません。船長の情報通りチヌは薄いのかな? ダンゴを使ってみますが気配が遠退きます。マダイもミニサイズが数尾釣れますが、だんだん波が高くなり、風も出てきました。波酔いしてきたので場所替わりをすることになりました。

・・・日差しが良くなってきたのでグレ狙いに移行。上から順番にタナを探しますが、浮いて来て居ない様子。ダンゴもキレイに丸くしないで変な崩れ方をさせたり、わざと途中で割って仕掛けを外へずらしたり、色々やってみますが毎回、アタリが出る高さが変わります。合わせたくなるアタリで釣れるのは殆どがアジ。もう、どこでグレを待ち伏せていいのか解らなくなってきます。宙の釣りは難しい。 陽が傾きかけた午後3時過ぎ、アジじゃないちょっと力強いアタリが出る層を発見!水深の3分の2位の深さです。とりあえず集中的に狙ってみます。アジがダンゴを突いて割ってから、その後に力強い奴がアタックしてくるイメージも湧いてきました。竿先のアタリの違いを注意深く見ていると、アタリに強弱がで始めます。チクッと大きく引っ張られるアタリを選んで糸を送り込むと返事をしないで釣れるのがアジ。送り込むと、キューッと糸が出ていく返事が返って来ます。合わせます。ゴンッ、良い引きです。「何か解らんけどチョットええやつ来たで」やりました!グレです。しかもグッドサイズ(^^♪ 筏では大型と呼んでいい30オーバーのぷりぷりの太っちょです。やったー(嬉)

そうこうしているうちに納竿時間となりました。ここの釣り場は一日を通して安定して釣り難かったり、外洋の影響で時化も多く、チャンスが少ないですが良い日に当たれば美味しいお持ち帰りサイズを大釣り出来たりするので魅力的です。他のメンバーの釣果をちょっと紹介すると、ハネ(スズキ)、グレ、小ダイ、ガシラ(カサゴ)、白キス、それから、珍しいカンダイ、でっかいボラなど。皆も各々工夫してたみたいで同じ場所でも釣り方で魚種が変わります。季節が進むと青物とか、良型のサンバソウとかカワハギなんかも出てきます。 スーパーDX五目釣り筏。(笑)皆さんもトライしてみてはいかがでしょうか?楽しいですよ(^^♪

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